この私は、自分の中にある内なる神の声を聴いて現世の真理を悟りました。この真理を共有し、現世に生きる人々に精神的な自由を与えようというのが自偉教の務めであります。しかし、新興カルト教団の自偉教以外にも様々な宗教があり、それぞれ独自の活動をしています。ここでは各宗教の本来の務めについて解説していきます。
宗教の役割とは
宗教はみんな仲良く幸せに生きていく為に、生き方や考え方などの価値観を共有するための人類古来のシステムです。ただ、現世では科学的根拠により宗教の役割は減っていき、無宗教を自認する人が増えてきています。ここでは宗教の本来の役割を顧みてあるべき姿を取り戻しましょう。
日本の宗教
日本人の8割は無宗教と考えています。しかし、実際は何らかの宗派に所属していたり複数の宗教を兼任していたりします。これは昔々は戸籍管理を寺で行っていた為、現代でも生まれた地域によって自動的に何らかの宗派に所属するようになっています。もしこれが無ければどうなるでしょうか?
葬式の時にお坊さんがやってきません。死んだ後に死後の世界に誘う人もいません。魂は現世を漂う事になります。現世を漂う魂さんドンマイです。こうやって現世に魂が漂い続けて溜まっていきやがては悪霊になって霊感の強い人を夜眠れなくしてしまいます。怖いですね。
現代人はそうでもないかもしれませんが、昔の人は霊的な物を本気で信じる人が多くいました。その為宗教的指導者のいう事をよく聞いて尊敬していました。それを悪用して多額の寄付を要求したり敵対する人を排除したりしていました。悪い奴もいるものですね。
明治維新以後は天皇を神様であり躍進する日本は神の国と考える人が結構な数いました。日本は神の国だから正しくて、戦争で死んでも靖国神社で神様に慣れるから心配しないでね。こんな感じで太平洋戦争で天皇陛下万歳と叫んで特攻する人もある意味日本の宗教的観念を持っていたということです。
アメリカさんは戦争に勝利しましたが、日本相手に多大な損害を出してしまいました。それもこれも日本人がヤバいからであります。その原点は宗教的な思想にあるという事です。アメリカさんは占領する際にこれをことごとく排除しました。その結果が現代の日本です。ほとんどの人が無宗教になりました。個人レベルでは幸せになったかもしれませんが、日本人としての連帯感はとても希薄になりました。
悪い宗教
世の中に良い宗教はあるかもしれませんが悪い宗教もありません。悪いのは宗教を悪用する指導者です。例えばイスラム教は悪者扱いされますが、本来は争いを好まない良い宗教です。でなければ世界三大宗教なぞにはなりません。ただ、宗教的な指導者に捻じ曲げられて敵対勢力を作り出し、信者を戦わせているだけです。
他にも昔の宗教は民衆を抑圧するために利用されたり、集金手段や権力を維持するための名目として用いられました。昔の人は権威的なものに弱かったのです。ちなみにそれは今でも変わりません。最近の新興宗教も権威に取り入って集金する為の入れ物として利用されることが多々あります。そのため宗教=悪い奴という考え方が根強くイメージされています。
本来の目的
それならば宗教なんてない方がみんな幸せかというとそんなことありません。そもそも宗教というのはみんな仲良く手をつないで頭の中をお花畑にして、死んだあとは仲良く天国にいけるようにしましょうねという考え方です(意訳)。みんなが幸せになるためにもみんなの考え方を同じようにしましょう。平和を愛し、人を傷つけないようにして善行を重ねましょう。そうすれば社会も安定してみんな幸せに生活できます。こんな感じです。
イエスさんもモハメドさんもモーゼさんも本来はこんな風に考えていたと思われます。でも時の権力者や既存の宗教が民衆を支配する為に、言う事を聞かない人を弾圧しました。いい人である彼らは激しく弾圧されました。でも民衆はどちらが自分たちのためになるかを理解します。そうして権力に抗い、戦い続け勝ち取った結果が現在まで残る宗教となっております。しかし、時の権力者は過去の偉人を利用して民衆をコントロールする手段にしてしまったのが悪い側面として残っています。
自偉教としては
ならば我々自偉教の信者達は、世界中のみんなが脳みそお花畑になって幸せになるために、教えを広めなければなりません。みんなが脳みそお花畑になって仲良くなれば争いはなくなります。みんな幸せに生きていけます。快楽に溺れてしまえば怖いものはありません。相手を否定してもいい事はありません。自分を認めて相手も認めましょう。そしてこの世界を楽園に変えましょう。そんな意識改革を促す事が自偉教の役割です。
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